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『天の敵』追記 台本読んでみた

 今頃は大阪公演の千秋楽、上演中かしら?イキウメの『天の敵』。
 数日前に出たばかりの悲劇喜劇7月号に台本が掲載されていて、読んでみたの。
 難解なところはひとつもない。読んでいて、飛躍についていけないとか、意味不明なセリフとか、全くないの。メチャクチャ読みやすい!
 それでいて、もしも、芝居を観る前にこの台本を読んでいたとしても、イキウメのあの舞台を想像することは全くできない、と思われ。例えば限りなく新劇風に演出することも可能な本だし、映像にもなりそうな本なので、そういう想像はできるんだけれども、イキウメ独特のかっちり組み立てられた美しい演出は、やはり観なくてはわからない。イキウメの手法を知っていても、事前に到底想像はできない。
 台本を書く才と演出する才は、それぞれ別物なのね。それでいて、どちらもちょっと天才的である・・・おそるべし、前川知大。

 台本の掲載にあたって、作家の短いインタビューが載っていて、どんな作品から影響を受けているかという問いに、なんと
「書きながら手塚治虫の漫画みたいだと思ってました。」
という言葉があり!マダムはにっこりしてしまったわ。芝居を見ながら「火の鳥」のイメージが脳裏をよぎったのも、あながちマダムの独りよがりじゃなかったんだね。

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