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来秋を占う

 ここのところ、思うように更新できずにいたマダム。だけど、アクセス数は減るどころか、いつも以上に盛況なので、一体どうしたんだろうと訝しく思ってたの。
 週末になってゆっくり分析をしてみて、謎が解けた。キーワード「吉田鋼太郎」で検索をかけてマダムのブログに辿り着く人が増えてるのよ。恐るべし、テレビドラマ出演効果。
 確かに、50代になってから初めて連ドラに重要な役で出演する人など滅多にいないし、舞台を熱心に観てきた我々にとっては著名な吉田鋼太郎だけれど、普段舞台を観ない人が世の中の大半を占めるのだから、検索が急増するのも納得よね。
 まあ、初めてマダムのブログにおいでになった方には、どうぞゆっくり吉田鋼太郎についての記事をお読みくださいと言うしかないわ。(ただし、決して親切なブログじゃあないのは自分でもわかってる。難し過ぎるってマダム仲間にも言われたし。でも、大きな喜びを得るには鍛錬が欠かせないのよ。)とにかく、世にブログの数多くあれど、吉田鋼太郎についてこれだけ熱心に書いてきたのはここの他には、文学座の横田栄司のブログくらいしか見当たらないでしょう。鼻高々なマダム。

 さて少し前に、吉田鋼太郎と藤原竜也でシェイクスピアを是非やってほしいという記事を書いた(→ここ )。コメント欄でも、二人が共演するならどのホンがいいかで盛り上がったの。それでマダムは『ヘンリー四世』なんかはどうかしら?って言ったんだけど、それはもしかして来秋以降ホントに実現するかも。俄に信憑性が高まってきたのよ。
 というのはね、『悲劇喜劇』の11月号の演劇時評のページで、シェイクスピア翻訳の河合祥一郎がロンドンで『ヘンリー四世』を観てきた話をしてて。それで「さいたま芸術劇場のシェイクスピアシリーズでも、『ヘンリー六世』の記憶が消えないうちに『ヘンリー四世』をやった方がいいかな」って言ってる。どうやら、河合祥一郎は蜷川芸術監督のブレーンの一人なんだね。その人が、竜也&鋼太郎がシェイクスピアで共演することを望み(これは『悲劇喜劇』10月号での発言)、さらに『ヘンリー四世』に今、興味を示しているとすれば、来秋あたり実現の運びとなるかも。もちろん、蜷川幸雄自身がやろうと思ってくれなければならないんだけど。

 『ヘンリー四世』は歴史劇なので、イギリスの歴史に馴染みのない日本では最近上演がない。かく言うマダムも実は日本では観たことがない。自慢するようだけど(自慢です)実は四半世紀程前に、ロンドンのバービカンセンターで観ました。演出はトレバー・ナン。
 日本を出る前から、観たいと思って狙いを付けてしっかり予習をして行ったので、ちゃんと話に付いていけたの。大掛かりな鉄骨を組んだセットがいろいろな角度に回転して話の展開を早めてた。セットの使い方が面白いなあと、印象に残った。(だいぶたって同じトレバー・ナン演出の『レ・ミゼラブル』を観たら、セットの使い方がよく似ていた。演出家もいつもいつも全然違うアイディアは出ないのね。)それから、あんなに仲良くしていたフォルスタッフを、王子が王様になった途端にそばから遠ざけるのに、多いに面食らったものよ。
 もし今日本でこれを上演するなら、ハル王子は藤原竜也、フォルスタッフは吉田鋼太郎。これ以上の配役はないわよー。マダムのイチオシとして、今後さいたま芸術劇場に行ったおりにはアンケートに書くことにするわ。賛同される方は、是非、同じようになさってください。
 でも、前にコメント欄で盛り上がった通り、吉田鋼太郎のオセローで藤原竜也のイヤーゴーも凄く素敵な組み合わせ。藤原ハムレットで吉田クローディアスも観てみたいし。とにかく二人のシェイクスピアでの共演を、アンケートで希望しよう! みんなで書けば、プロデューサーもちょっとは考えてくれるかも、よ。

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